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継続的な付加価値の価値創造へむけて

2013年の設立以来、当社はIT分野で新たな付加価値を生み出し、それを通じて社会への貢献を使命としています。 スタートアップとして生まれた当社は、成長が不可欠であり、会社を永続させるためには着実な成長が求められます。 このためには、今よりも多くのお客様の課題解決に継続的に取り組む必要があります。 さらに、顕在的な課題解決だけでなく、潜在的な課題にも焦点を当て、解決に向けて努力することが求められます。 そのためには、現場主義を徹底し、時流にあった対応を継続していきます。

株式会社コマースロボティクス
代表取締役 伊藤彰弘


ITを活用した顧客課題の解決

1. 自動化

ホワイトカラー業務の生産性向上が求められています。 当社はSoftware Roboticsを活用したSaaSサービスを独自に開発し、自動化により顧客の生産性向上に貢献してまいります。

RPA内蔵のOMS + WMS「コマースロボ」

従来のOMS (Order Management System)の受注処理は人手によって行われており、これにより属人的な作業が継続していました。 当社は、業界初のEコマースの受注処理に特化したRPA( Robotic Process Automation )を開発し、これに関するシステム特許を取得しました。 この技術を活用することで、受注処理業務を95%以上(自社比)自動化し、EC事業者の生産性向上に寄与しています。

2. 全体最適化

日本におけるEコマースは既に20年以上が経過しています。 我々は、この分野でSCM理論を応用した全体最適化を導入し、無駄の削減や利益向上を実現できるとの信念のもと、製品開発に積極的に取り組んでいます。

RPA内蔵のOMS + WMS「コマースロボ」

これまでのEコマースのバックオフィスシステムでは、主流となっていたのはOMS(Order Management System)+ WMS(Warehouse Management System)のセット運用でした。 これにEOS(Electronic Ordering System)を組み合わせることで、SCM(Supply Chain Management)運用が可能となり、全体最適化による効果が期待されます。

3. 海外企業への対応

クロスボーダーEC市場は急速に拡大していますが、日本向けの輸入ECをサポートするサービスはまだ十分に存在していませんでした。 弊社はこの課題にフォーカスし、越境輸入分野に特化しています。 これにより、海外企業に対して独自の付加価値を提供することに注力しています。

越境輸入EC支援サービス「Air Trade」

弊社は、海外企業が日本向けの越境輸入を円滑に進めるためのサービスを提供しています。 楽天の公式Global Partnerとして、海外企業をサポートしています。 今後の更なる展開として、海外のAI企業に対するサポートサービスをスタートさせることを計画しています。

4. ITリテラシーへの対応

中小企業もITを活用した生産性向上が生き残りには不可欠とされていますが、現実的にはITリテラシーの問題で活用が難しいケースが多いのが現状です。 弊社は、この問題に対応するためにUX(ユーザーエクスペリエンス)の改善に注力しています。 マニュアル不要で誰でも迷わずに操作可能なSaaSサービスの開発を進め、中小企業が効果的にITを利用できるようサポートしています。

メーラー型電子請求書システム「SALESGRAM請求」

電帳法の改正やインボイス制度の導入により、大手企業を中心に電子請求書の導入が急速に進んでいます。 しかし、中小企業が利用可能で、かつ簡単に導入できる料金体系のシステムはまだ多くはありません。 弊社は、最もなじみがある形態であるメーラー型のソリューションを開発しました。 このシステムでは、PDF + 電子データを送受信して、あらゆる無駄を省くことができます。


持続的な製品開発戦略

弊社の戦略は、各事業を短期間に黒字化し、その収益を次のプロダクト開発の原資として活用することです。 初めは小さな市場からスタートし、周辺市場に拡大し、最終的にはより大きな市場に転換していきます。

複数のSaaS製品を顧客が組み合わせて利用することで、より効果的な導入を提供します。 これを実現するためには、コンパウンド型SaaSのアプローチを採用します。

収益が一定水準に達した際には、成長性が期待されるビジネスモデルへの移行を進めます。 「Platform型」への移行により幅広い付加価値を提供していくことで、事業の急成長を図ります。

持続可能な製品開発において、最も重要な視点は顧客志向です。 プロダクトアウト型の製品開発では、企業内部のアイデアや技術から製品が生み出されるため、市場や顧客の実際のニーズに適応することが難しいと考えられます。

商品企画

顧客・現場主義を徹底し、顧客の困りごとを自分ごととして認識して、顧客の潜在課題を解決する製品開発に務めます。

商品開発

弊社の製品開発は、MVP(Minimum Viable Product)工程、PMF(Product Market Fit)工程の2工程です。 MVP開発要件は、Must Have機能に限定し、ミニマムのもとし、最大6か月(目標3か月)とします。 開発手法に関しては、MVP工程は、ウォーターフォール型、 PMF工程は、スクラム開発のハイブリッド型を標準として、ムダな開発の削減と失敗の確立低減を行います。

ファブレス開発体制

弊社は日本、インド、ベトナムの3か国で協力してプログラム開発を実行しています。具体的には、インドおよびベトナムで必要な人数のプログラム開発チームを結成し、ファブレスのプログラム開発体制を構築しています。これにより、開発原価の低減を実現し、必要な時に必要なエンジニアの確保が可能です。 さらに、大手の開発会社に業務を委託することで、品質の保全も確保しています。この連携体制によって、グローバルな開発環境を活かし、効率的で柔軟な開発プロセスを構築しています。

PLG(Product-Led Growth)戦略

弊社は、より多くのお客様、特に中小企業様に製品をご利用いただくために、製品価格を抑えています。このため、営業よりもカスタマーサクセスを重視しています。具体的な実現手段として、PLG(Product-Led Growth)戦略を積極的に採用しています。